新体育館等整備
背景
小中学校プールは建設後約30~50年が経過しており、大規模改修工事行っていないプールは老朽化が顕著。近年の猛暑によるプール授業の中止への対策も必要である。町立体育館の耐震性能不足、東大寺公園テニスコートの舗装の老朽化などへの対応検討も必要。
水無瀬川緑地公園建設検討当初に検討が行われるも、最終的には候補地として残され、建設されず。
目指す姿
体育館のみでの施設運営は運営費の課題も想定されることから、プールとの一体運営を目指す。あわせて整備されたテニスコートの実現をめざす。
目指す姿へのステップ
①いままでの経緯の把握
●町立プールがどうして廃止されたのか(H26年度運営見送り、廃止)●緑地公園整備時に建設計画があった3施設の延期
○長期間議論もされないままの状況を把握
改めてこれらの施設は必要か? を考える
1)プール
稼働は夏期間のみ、温暖化の影響で屋外プールは稼働減学校プールは建設後数十年経過、改修には数千万円/校
⇒学校プール改修を行えば、屋内プール建設困難に
2)体育館
耐震不足で改修が必要、借地の上の建設物体育館のみで経営は成り立たない(プール併設が必要)
3)テニスコート
現状の施設老朽化、改修困難⇒プール・体育館併設で財政的にも運営的にも可能と判断
②施策が理解される環境作り
H30年度 民生教育消防常任委員所管事務調査 佐倉市
委員会研修に千葉県佐倉市を提案し、視察へ小中学校プール運営に係るトータル費用を抑制目的で、学校プールを撤廃
民間のスイミングスクールで水泳の授業を行う公民が連携した取り組みを視察
R3年3月議会一般質問 施設は複合的な視点で計画立案を(学校プール、町営プール、体育館)
健康面から、プール統合+町立体育館併設でR3年6月議会一般質問 健康増進、運動の習慣化と施設整備・施設環境整備 温暖化による施設・学校の使用への影響
R4年度 民生教育消防常任委員所管事務調査 鹿嶋市、神栖市
鹿嶋市いきいきゆめプール、神栖市はさきマリンプールを視察先提案
令和6年度 島本町新体育館等整備基本計画策定委員会にて検討
今後
島本町での検討、設計建設に向けた民間事業者の募集選定などが行われるが、様々な理由により計画が中断されることも考えられる。行政としっかり議論を行い、より良い提案をし、事業が止まらないように努力してまいります。
また、テニスコート関連に関しては、再度調査を行い、しっかりと推進します。